南青山にある新築高級マンションの内装工事です。
メディアステーション、ワーキングスペース、メインベットルーム等を機能的、かつ、有機的にデザインしました。
重厚な佇まいのメディアステーション
リビングの壁面いっぱいにオーディオシステムを組み込んだメディアステーション。従来のクロス貼りの無機質な壁面に、重みのある濃茶色の収納と煉瓦タイルを貼り込むことで重厚な雰囲気を演出しました。 さらに煉瓦の白い色、矩形のメディアボックス等、重厚さとは対照的な要素がバランスをとりあって、高級感を醸し出しています。 リビングのその他の壁面は珪藻土に塗り替えたことで、重厚さ、高級感に加え、落ち着き感も出ています。 |
|
サウンドシステム 煉瓦の壁面にはサウンドシステムのためのスピーカーが隠されています。 また、オーディオ配線は煉瓦の壁面裏にすべて隠蔽されており、機能的かつ有機的なデザインとなっています。 |
|
![]() ![]() |
ゆとりのある佇まいのワーキングスペース
リビングの片隅にあるワーキングスペース。 ボリュームある無垢の「さくら」カウンターの存在は、ワーキングスペースに緊張感をもたらし、かつ、良質で希有な存在はゆとりある佇まいを感じさせます。 カウンター両脇の収納にはFAX、プリンターなど周辺機器が、カウンター下のBOXにはモデムが入ってます。機能を満たしつつ、自然の材料の存在を損なうことなくデザインしています。 |
|
||
|
すっきりした佇まいのダイニングスペース
キッチンと隣接し、リビングと一続きのダイニングスペースは、機能的な位置付けになっています。 そこで、壁面を従来のクロス貼りから珪藻土への塗り替えと、統一感を持たせるため、部屋に面する扉の色を塗り替えるだけとししました。珪藻土は部屋に対して主張せず、全体的にすっきりとした佇まいをもたらしてくれます。 また、ダイニング向こうのバルコニーの床面にはイペ材を敷き込み、喫煙スペースとなっています。 じっくり座ってくつろぐリビングとは違い、「食す」という機能がついてくるこのスペースは、機能性を確保したままのデザインとしています。 |
ペンダント照明はFLOS「FUCSIA」。1、3、8、12本の組み合わせしかなく、3本セットのものを2組並べることで、テーブルとのバランスをとりました。 |
ゆったりした佇まいのメインベッドルーム
2つあったベッドルームを、壁を撤去することで1つのメインベッドルームとし、壁、天井を珪藻土に塗り替えました。本物の自然素材100%のこの珪藻土は、施工中は磯のかおりが部屋に充満していました。 珪藻土に囲まれたこの空間は、音までも珪藻土に吸い込まれているような凛とした雰囲気となり、「就寝」のためには最適なデザインとなっています。空間環境を良質にしてくれる珪藻土がゆったりとした佇まいをもたらしてくれます。 ベッド、ヘッドレストは「さくら」、窓下のキャビネットは「桐」。こだわりの逸品です。 |
|